2025年の崖

2025年の崖

以前、2025年問題という記事を書きました。

ざっくりいうと下の図の示す通り、今後ますます高齢者に対する医療や介護などの社会保障費が増え続け、国の財政が悪化していくという問題です。下図の出典はこちらです。

2025年問題と似た言葉で2025年の崖という言葉があります。

これは何かというと、国全体でAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)、ICT(情報通信技術)、クラウドサービスといったIT技術をきちんと取り入れないと、恐ろしいほどの経済損失を発生させるという意味になります。

「2025年の崖」は、経済産業省が2018年に発表した「DXレポート」という資料の中で初めて出てました。

「DX」とはDigital Transformationの略で、ITによっていろんなものを変革する事、デジタル技術を使って企業が新たなアイデアやビジネスを生み出したり、ロスをなくすこと、我々の生活が向上することを言います。

AIやIOTといったIT技術で社会インフラを整えましょうという意味の言葉になります。

DXレポートでは、日本国内の企業が市場で勝ち抜くためにはDXの推進が必要不可欠であり、DXを推進しなければ業務効率・競争力の低下は避けられないとしています。

そして恐ろしいのはここからです~_~;。

日本企業の市場における競争力が低下した場合、2025年から年間で約12兆円もの経済損失が発生すると予測されています。

このままではやばい、どうなる日本!!

日本をDX化するデジタル庁

2025年の壁といった時代背景から、菅総理はデジタル庁を創設することを発表しました。

デジタル庁は、2021年9月1日に設置される予定です。この庁は国全体をIT化し、DXを推進する目的で設置されます。

つまり、日本全体にITインフラを整備し、IT技術を我々の日常生活や企業に積極的に取り入れる活動をしてくれます。

ちょっと楽しみですね^_^。IT技術がどんどん私たちの身近にきてくれると、今後の生活はどんなふうに変化していくのか楽しみです。

未だに「紙じゃないと文章読めない」とか、「ITの勉強するのは嫌」とか言ってられない時代になってきたのかもしれません。

頑張って勉強しましょう!

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