Google Colaboratory の導入方法

Google Colaboratory の導入方法

Google Colaboratory と言うものについて解説します。おそらく 99.99 %の人が初めて聞いたことでしょう。すいません、難しいことばかりを記事にしてしまって(^◇^;)。

Google が提供する、ブラウザ上で Python を実行できる環境のことをいいます。

ところで Python って何?って思うでしょう。

Python とは機械学習をさせる時に必要なプログラミング言語のことで、豊富なライブラリが揃っている特徴があります。詳しくはこちらの非公開ブログを読んでみてください。

なぜ今回 Google Colaboratory についてとりあげたのかと言うと、Python は非常に有用な言語だからです。AI 開発に必ず登場するもので、その足がかりとして今回取り上げさせていただきました。

Python については、ここでは特殊なプログラミング言語で数式に強いとだけ覚えておいてください。

Google アカウントがあれば誰でも無料で使う事ができます。環境構築が非常に楽で、共有も非常に楽に行う事ができます。

Google Colaboratory ですが、Google の検索エンジンで直接検索して入ると言う手もありますが、今回は Google ドライブから入る方法を見てみます。

Google ドライブを開くときは Chrome を開いて、右上をみてください。9つの点々マークがあると思います。そこをクリックすると、Google が提供する様々なツールの一覧が出てきます。その中で、「ドライブ」と言うのを押してください。

Google ドライブとは、Google が提供するクラウド上のストレージのことです。Web 上での外付け HDD だとイメージするといいと思います。

データの共有もここで簡単に行えます。

Google Colaboratory をインストールしましょう。左上の 新規 > その他 > アプリを追加を押してください。デフォルトで入っていた場合は、ここは読み飛ばしてください。

Google Colaboratory を選択して、インストールしてください。

インストールが完了したらこんな画面↓になると思います。

そしたら、 新規 > その他 > Google Colaboratory で開いてください。

これで準備完了です( ̄▽ ̄)。これで Google Colaboratory の環境構築は完了してしまいました。

他にも Jupiter Lab で立ち上げる方法などありますが、それについてはここでは説明はしません。

Google Colaboratory の操作方法

左上のファイル名をクリックしてみてください。ファイル名を変更する事ができます。ipynb と言うのは単に Python コードのテキストデータではなく、コードを実行させる時に必要な情報を含めたデータ群です(正確に理解する必要はありません)。

保存をするときは左上の ファイル > 保存 を押してください。

すると、Google ドライブ上にデータが保存されます。ダブルクリックをすることで先ほどのノートブックに戻る事ができます。

ノートブックに戻って、 +コードを押すと、こんな風に↓コードセルを増やす事ができます。

+テキスト を押すとテキストせるといって、コメント文を書く領域を作る事ができます。

セルを消したいときは、右下にあるゴミ箱のマークを押してください。

簡単なコードを実行してみましょう。print(“Hellow Architect”) と打ち込んでみます。実行するときは、Shift もしくは Command ( Windows の場合は Ctrl ) を押しながら Enter を押してください。

このコードは、「Hellow Architect」と表示してください、と言う意味になります。実行結果がコードの下に出ていますね。

簡単な四則演算もやってみます。下図↓をみてください。実行結果がちゃんと計算できているのがわかります。

Python ではこんな感じの四則演算以外にも、もっと複雑な計算やライブラリ関数を使う事ができます。高校数学で習ったような難しい英単語の計算も一瞬で機会に計算させることもできます。本当に快適に使う事ができます^ ^。

次にテキストを入れてみましょう。+テキスト を押して文章を入力してみましょう。

こんな感じ↓でコメントを入れる事ができます。

画像やリンクを入れることもできます。文字を太字にしたり、斜体にする事も可能です。

テキストセルに数式を入れる事もできます。$$マークで挟む事で、数式として( LaTex 表記で)記述できます。

左上のメニューの ツール > 設定 > Colab Pro を押すと、こんな画面が立ち上がります。より高度な人工知能を開発したいときはここで Pro に移行することをお勧めします。高速の GPU や大きなメモリを使う事が可能になります。

今回はこれで終わりにします。Google Colaboratory の導入方法について解説しましたが、いかがでした?

思っていたよりも開発環境を整えるのが簡単で、拍子抜けでしたか?

今後はこのやり方でガリガリコードを書くことをやっていきたいと思います。

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