合同会社を設立するメリット

合同会社を設立するメリット

うちの会社は合同会社です。あまり聴き慣れない言葉ではないかと思います。Google も実は合同会社です。

合同会社って何ってよく聞かれるので解説しようかと思います。ざっくりいうと資本主義っぽくない形態の会社です~_~;。

資本主義っていうと、出資した人最強とか、たくさんお金を持っている人ほど偉いっていうイメージがあるかと思います。ですが合同会社とはこの資本主義経済の日本において、これまでの概念をぶっ壊すほどのエネルギーを秘めていると言えます。

現在の日本で会社を設立する際は、株式会社、合同会社、合資会社、合名会社の4つの形態から選択することになります。

合同会社は2006年5月1日施工の会社法という法律により導入された会社形態の一つです。会社法とは会社の設立、組織、運営及び管理について定められた法律のことです。詳しく知りたい方はこちらから調べてみてください。

 

合同会社の大きな特徴として、出資者と経営者が同一という点が挙げられます。

株式会社の場合は出資をする人(株主)と経営者が分離していることが多いです。株主総会で選出された取締役に経営を委託されることが多いです。

株主が主に注目するのは決算短信に記載されている数字です。数字だけ見て経営方針をどうするかを決めるので、会社の実情であるとか、複雑な人間関係まで目が届きにくいです。

なのでブラックな感じになることもあります~_~;。

合同会社の場合、柔軟な経営を行うことができます。出資者 = 経営者なので、株主からのプレッシャーや、無茶苦茶な指示が出にくいです。

出資者自身が経営現場や作業現場の実情と向かい合うことができるので、実態をわかったうえで経営方針を決めることが可能です。

↑この部分が資本主義っぽくなくていいですよね^_^。現場の声が届きやすくて、楽しく作業できる会社を作れそうですね。

また、利益配分を自由に決めることができるという特徴もあります。

株式会社の場合、利益剰余金の中から株主に、出資比率に応じて分配金が支払われます。

利益剰余金とは貸借対照表の純資産の中の項目の一つです。毎年の当期純利益の蓄積する項目のことです。

持ち株が多い人ほどたくさん配当金が支払われるという形になります。

ですが合同会社の場合は利益配分を自由に決めることができるので、出資比率が低くても会社の貢献度が高ければ、たくさんの利益を配当金として受けることができます。

逆に出資比率が高くても貢献度が低いのであれば、配当金は少なく抑えることもできます。

合同会社には決算広告をする義務がないという特徴もあります。つまり決算書を公開しなくてもいいのです。そもそも作成しなくてもいいのです。

株主総会とは監査機関のような側面を持っており、数字だけ見て経営者がちゃんと経営をできているかどうかを監査されます。不自然な数字の流れがあるかどうかをチェックされますし、場合によってはいじくらしく批判されます。

ですので上場企業の株式会社の場合、経営がきついというのが実情だと思います。

批判を回避するため、数字をごまかすためにわざと一部のお金を隠して、脱税をする気持ちもわからなくもないです。現場での実情と株主総会でのジレンマに挟まれることも少なくはないのでしょう。

脱税で捕まる人が報道されることがあるのですが、大半の場合、税金を払いたくなくて捕まっているわけではありません。出資者からの理不尽な追及を回避するための苦策として、お金を隠していたというのが本音なのだと思います。

ここが資本主義の辛いところです。出資者を怒らせたら手も足も出ないという仕組みは 出資者 = 神 という構造となってしまいます。

こういう背景があって合同会社という仕組みが作られました。アメリカのLLC(Limited Liability Company)をモデルとして2006年に日本でも導入されたのです。

資本主義のまま突き進んでは人々が消耗してしまうから、もうちょっと第一線で頑張っている経営者に優しい仕組みができたのです。

決算書を公告する義務がないですし、出資者が直接経営するので、会社の実情に合う経営を行うことができます。

素晴らしい仕組みですね。世の中の会社全部を合同会社にした方がいい世の中になると思います(^.^)。

今回の記事はどうでしたでしょうか?世の中の仕組みが少し見えてきたのではないでしょうか?

会社の仕組みってシンプルに考えると構造が見えてきて面白いものです。決算書だって難しく理解する必要はないです。数字の意味するところをシンプルに理解することが大事です。

もよかったらこちらの書籍も参考にしてみてください。

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