低炭素社会って何?

我々の日常生活を支えているのは、いろんなものを生産してくれる工場のおかげです。
日本のインフラシステムの仕組みはすごいです。清潔で便利で快適なのは、毎日いろんなものを生産してくれる工場があるからです。
考えてみてください。明日から江戸時代の生活に戻れと言われたらどうします?
水は全て井戸水ですし、洗濯も自分でゴシゴシ洗うことになります。用便をした後は縄クズでお尻を拭くことになります。お風呂も毎日は入れなくなるでしょう。
工場でものを生産するためには必ず燃料や電力が必要になります。
燃料とは石油、石炭、天然ガスといった化石燃料です。火力発電をする際にも化石燃料が必要になります。
この化石燃料を燃やすことに制限を設けようという取り組みがあります。低炭素社会を実現しようという流れが浸透しつつあります。
低炭素社会とは「温室効果ガスを少なくして環境汚染や地球温暖化を抑制する仕組みを作る」という取り組みになります。
この取り組みの一環として環境税や炭素税といった税金を導入したり、再生可能エネルギーの普及事業があります。再生可能エネルギーとは風力とか、太陽光発電といったもののことです。
日本の電力はほとんどが火力発電に依存しています。下の図を見てください。クリックするとソース元を見ることができます。

そして、火力発電で電気を生み出すための化石燃料は、9割近くを海外から輸入しています。
海外では低炭素社会の取り組みが盛んになってきていますし、日本でもその流れがひしひしと攻め寄せてきています。
低炭素社会とは実は恐ろしい仕組みでもあると言えます。化石燃料が高騰し、税金も高くなれば電気料金は跳ね上がることでしょう。
ますます我々の生活が困窮することになる可能性があります。
では我々はどうしたら良いのか?
勉強をしましょう。リサーチする癖をつけて、自ら情報を取り入れ、発信する癖をつけてみてください。
何もせず不平不満ばかり喋っていると本当にやばいことになります。