ノーコードで Web サービスを作る時のSEO

ノーコードで Web サービスを作る時のSEO

前回の記事ではノーコードで Web サービスを作る事ができることを解説しました。bubble といったツールを使う事でいい感じのサービスを作成できます。

コーディングなしでもすごいサイトを作る事ができるので、小学生でも驚くほど難しいサービスを作れるのではないかと思います(^。^)。

今回の記事では、ノーコードで作る時の注意事項について解説できたらと思います。

ノーコードツールでは必ずしもSEOで優遇されない

確かに bubble や Wix で完成度の高いサイトを作る事ができます。

ですが、そうやって作ったサイトが必ずしも SEO で優遇されるわけではないという事です。

SEO で優遇されるとは、Google や Yahoo で検索をかけた時に、上位表示されるという意味になります。

例えば、家の修理をしたいとします。そういう時って Google の検索窓に「リフォーム」とか、「家 補修」なんてキーワードで検索をかけますよね。SEO で上位を獲得している会社のHPから上位表示をされます。

「SEO で上位を取るとは、検索順位の上位を取る」というと理解できると思います。

SEO で上位を取るためには更新をまめにやるとか、ブログ記事をたくさん量産するとか、たくさんの人にアクセスしてもらうといったやり方があるのですが、そもそもそのサイトのコードがぐちゃぐちゃだと、頑張って更新を続けても、SEOで上位を取る事ができません。

Google のアルゴリズムでそうなっています。

WordPress は、Wix ほど見た目綺麗な感じに仕上げることはできません。それでも全サイト、HP、ブログの6〜7割を占めています。なぜかというと、コードがとても綺麗なのです。まめに更新を続ければ SEO で上位を取る事ができるからです。

Wix は視覚的に綺麗でデザインが素晴らしいという特徴がありますが、裏方でコードを見ると結構汚かったりします。機械がコードを書いているので仕方ないといえば仕方ないのですが(^◇^;)。

そういう理由で Wix では SEO で優遇されにくいという特徴があります(^◇^;)。

ちなみに bubble はというと、ちょっとよくわからないです。またリサーチして記事にできればなと思います。

ノーコードでサービスを作るとなった時、コードまで綺麗に仕上がるかどうかを気にしなくてはなりません。

SEO まで気にしたいというのなら、最初からノーコードは諦めて全てコーディング(フルスクラッチ)で作るのもありなんじゃなかと思います。

なんとなくですが、ノーコードでサイトやサービスを作っていくと途中で「ここだめじゃん」みたいな感じで気付く場面にぶち当たるのではないかなと思います。

そういった場面で、「***というノーコードツールで***なサイトを作ってみたら、****という感じでうまくいかない」っていう感じでブログ記事など書いてみるといいかもしれません。

ノーコードツールの場合、わかりやすく作れるようにしているという仕様上、そういった壁にぶち当たることはあると思います。

今後初心者でもノーコードでサービスを作るのが当たり前になってくると思います。そうなる前に、今のうちに使いこなしてみて、記事を作ってみると、その記事から集客ができるのではないかと思います。

アグリゲーションサービスを活用できる

アグリゲーションサービスとは、いろんなサイトにロボットを送り込んで、必要に応じて情報やデータを自分のサイトに送信するサービスになります。

例えば、求人サイトを運営していたとします。求人検索窓に「整備士」と打ち込んだとしたら、アグリゲーションが始まって、整備士に関係している会社のHPから求人に関する情報を抜き取って、必要な情報を求人サイトに送信してくれます。

こういった、自分のサイトに情報を引っ張ってくれるアグリゲーションサービスは bubble のようなノーコードツールでも簡単に作る事ができます。

アグリゲーションは技術的に大変だったりするのですが、 bubble でなら少ない工数で簡単に作る事ができます。この機能が作りやすいというのが、ノーコードの強みなのかなと思います。


コーディングに価値はあるのか?

前回の記事と今回の記事を読んでみて、ノーコードってすごいなって思われた事でしょう。

ではもうプログラミングは必要ないのかというと、そんなことはありません。

結論を言うと、コーディングはできる方がいいと思います。ノーコードでは拡張性が足りない事があります。もうちょっと細かくカスタマイズをしたいという時に、コーディングする必要があるはずです。また、完全にノーコードだとメンテナンスがしづらいという問題もあります。

上述しましたがコードが汚かったりして、SEO で必ずしも優遇されるとは限りません。必要に応じて、リファクタリングしてもいいと思います。

部分的にノーコードするというやり方もいいと思います。サイト全体はガリガリコーディングして、メンテナンスしなくてもいい箇所のみノーコードにするというやり方もありだと思います。この場合だと、SEO でも優遇される確率が高くなりそうです。

例えば、LP(縦長の広告用HP)だけをノーコードで作るみたいな感じです。


今回はこんな感じにしたいと思います。ノーコードってなんだよって最初思ったかもしれないですけど、なんとなく理解が掴めたのではないかなって思います。

ぶっちゃけ難しくないですよね~_~;。ちょっと勉強すればなんとかなりそうな勢いではないかと思うのですが、どうですか?

コメントなどいただけると嬉しいです。

次回の記事ではサイトを作る時の便利なツールについてお話ししたいと思います。

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