シェアハウスが今後増えてくる!?

シェアハウスが今後増えてくる!?

シェアハウスとは何かをご存知ですか?シェアハウスとは、風呂、トイレ、キッチン、家屋や玄関を共有して使う形態のアパートのことです。

学生寮みたいなものを想像してもらえるとわかりやすいかもしれないですね^_^。

現在そのシェアハウスの人気が高くなり続けているってご存知ですか?こちらの図を見てください。

引用元:全国賃貸住宅新聞

こちらの図は関東、関西、愛知県といった都心部だけの調査データになりますが、年々シェアハウスの物件が増えていっていることがわかります。

このグラフの縦軸は物件数です。ベッド数(収容可能数)はもっと高いはずです。

地方では馴染みが薄いかもしれません。大学生ならシェアハウスで暮らしている方もいるかもしれませんが、社会人ではほとんどいないかと思われます。

でも今後、「こういった形態の居住施設で家賃を低く抑えて暮らしたい」と考える方が増えてくるのではないかなと考えています。

なぜそう思うのかというと、コロナのせいで国内の市場が低迷していること、同一労働同一賃金制により給料が上がりにくくなったこと、非正規で働く人口が増えてきているからです。

こちらの↓図を見てください。この図は4半期ごとの 実質GDP の推移を表しています。なぜ 名目GDP ではなく 実質GDP の推移なのかというと、そのほうが売り上げたものやサービスの数を反映できるからです。

引用元:NISSAY ASSET MANAGEMENT

コロナのせいで一気に冷え込み、その後回復はしているのですが、コロナ発生前より低迷していることがわかります。

今後どう推移するかはわかりませんが、コロナショックのような出来事が起きれば同じような現象が発生することでしょう。

雇用形態の推移も見てみましょう。こちら↓の図を見てください。

引用元:nippon.com

こちらの図を見てみると分かる通り、非正規雇用の人は全体の4割近くになっています。正規雇用の人がわずかずつ少なくなっており、非正規が微妙に増えていっています。

正規雇用の人を雇いにくい、なるべく非正規で雇いたいという経営状況もあるのだと思います。

こういった状況を踏まえ、「生活コストを下げたい、家賃をできるだけ低くしたい」、こんなふうに考える人も出てくると思います。

「もし家賃を2万円台に抑えることができたなら…」

こんな声に答えるのがシェアハウスという形態の住居なのではないかと思います。

アパート暮らしにするよりも交流が増えるし、家賃も安くできるし、孤立しない、させないことができる。

そんな形態の不動産ができたらなと思います(^^)。

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