プログラミングがなくなる未来がやってくる??

最近 You Tube や広告などでプログラミングという文言を見聞きする事が多くなってきました。テレビ CM でもプログラミング学習のオンラインサービスを目にするようになりました。
プログラミングっていうと難しそうとか思われるかもしれませんね。
そもそも何ができるのかというと、電気製品、例えばストレージだったりプリンター、パソコンを動かすためのファームウェアをつくこともできます。
サーバーと情報をやり取りするための部分やユーザーがパソコンの画面で見る部分を作ることもできます。
プログラミング言語にもいろんな種類があります。HTMLやCSS、JacaScript、PHP、Java、C、Ruby、Pythonなど…。
勉強したことない人にしてみたら、こんな名前を聞くだけでもゾッとするかもしれません。もはや外国語にしか聞こえないのでしょうσ^_^;。
ですが、実際はコードを書かなくてもサイトを作る事ができたり、いろんなWebサービスを立ち上げることも可能になってきました。こういった、コーディング不要のもののことをノーコードと言います。
今回のブログでは、ノーコードとはなに?というお話をできればなと思います。
ノーコードって何?

ノーコードとはプログラミングをせずにサイトやサービスを立ち上げる事ができるもののことです。これにより車輪の再発明を減らす事が可能になります。
車輪の再発明とは、「既に誰かが作成したサービス・テクノロジーと同じもの、あるいはほとんど似たようなものを再発明する」という意味になります。
勉強のために模写コーディングするという意味ではいいのかもしれませんが、真剣にビジネスとして立ち上げる場合、「全く同じ試行錯誤をする必要はあるのか」っていう類の話にもなるかと思います。
既存のサービスに似通っているものを複数個立ち上げてもいいのだけど、だからと言って試行錯誤する苦しみを再現させる必要はないと思います。
例えば WordPress はほとんどノーコードですよね。HTML の知識がなくてもサイトを作る事ができます。
とはいえ、ノーコードで何かを始めるにしても、プログラミング思考は必要になると思います。
ノーコードで便利なサービスを作れるようになったとしても、プラットフォーム依存してしまいます。「拡張性がない、細かく変更できない」という問題を抱えています。
なのでノーコードになったからといって「プログラミング自体が必要ない、勉強する必要がない」といった感じにはならないという事です。
ノーコードの定番ツールにどんなものがあるかというと、↓に出しておきました。
といったものが挙げられます。いずれも Web 制作用のノーコードツールになります。
まずは、中でも一番いいなと思った bubble について触れようかと思います。
bubble とはトップページがこんな感じ↓です。ざっくりいうと、いい感じのWeb サイトやWeb サービスが作れてしまうというものになります。



視覚的に「こんな感じに作っていけばいいんだな」というのがわかるような気がします。
Webflow と Studio は、Web制作ツールになります。日本だとWix が有名ですけど、Wix の進化版のような感じですね。こういうのを使うと HTML や CSS を勉強しなくてもサイトを作成できるようになります。
割とおしゃれで感じのいいサイトを簡単に作れるようになるものです。特にStudio ではデザインに特化したような感じもあって、お洒落に仕上がるのではないと思います(^^)。
Adalo や Glide とは Web 開発ツールになります。Webflow は Web 制作ツールであったのに対し、こちらは Web アプリケーションを開発するためのツールになります。
Web アプリケーションや Web アプリとは、サーバーとデータ通信をして、ユーザーに必要な情報を提供したり、動画を配信したり、オンライン決済をできるようにしたものになります。
Ruby On Rails でコードを書いて作っていたものがノーコードでできるようになるなんて驚きです´д` ;。
ところで、「で、結局どれがいいの」って思われたかもしれません。私が思うに、まずは bubble でいいんじゃないかなって思います。bubble ってわりかしノーコードの鉄板ツールって感じがします。使っている人も多いので良さげな感じもします。チュートリアルもちゃんとしてそうですし。
bubble でサービスを作る時の学習方法

bubble のトップページの右上にメニューがあります。Academy というのを押すと↑こんな感じのページに進みます。下の方にスクロールすると、

こんな感じになります。これらは全てノーコードでの学習用チュートリアルになります。公式のブログで作り方を説明してくれます。
Netflix や Airbnb などの、Ruby On Rails や Larabel などでコードをガリガリ書いて作るようなものも、ノーコードで作れるみたいです。すごいですね。
ところでノーコードとは別に、ローコードというのもあります。
ローコードとは、ちょっとだけコードを書く必要のある便利ツールっていう意味になります。
ほんのちょっとコードを書くだけで、技術的に難しいのも作れてしまうというものになります。WordPress や Stripe がローコードに当たるのではないかと思います。
ところで、ノーコードで Web サービスを作れるようになったら世の中はどんなふうに変化すると思いますか?
小学生でも遊び感覚でこういったサービスを作れるようになったら、驚きですよね^_^;。
プログラミング自体は完全にはなくならないと思います。ノーコード、もしくはローコードだけではまだまだ問題があったりします。拡張性がないですし、技術的に難しい部分に関してはコーディングが必要だったりするのではないかなと思います。
ただ、ある程度は便利なサービスを開発できるのではないかなと思います。売り上げが伸び悩んでいる方など、結構いい感じで広告を売ったり、サービスを構築できるのではないかなと思います。
現時点でも、 WordPress と Stripe だけで、結構いい感じの EC サイトが作れたりします。もっというと、 BASE で初心者でも一瞬でネットショップを立ち上げる事ができます。
これまでは EC サイト立ち上げるってなったらいろんな人が工数をかけて、コードをガリガリ書いて作っていたのですが、今後ますますノーコード化が進んでくると、視覚的・直感的に理解しやすい形でサービスを作る事ができるようになります。
従来であればサーバーも自分たちで、テストとかデバッグとかしながら作り上げていたものがAWS(Amazon Web Service)のおかげで、クリックをするだけで簡単に作れたりします。
今回の記事はここまでにします。長文ですいません、専門用語のオンパレードで小難しかったのかもしれませんが、ご容赦お願いします。
次回はノーコードでサービスを作る時の注意事項について解説したいと思います。
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