2040年 団塊世代が要介護になる未来

2040年 団塊世代が要介護になる未来

今後の日本は 75歳 以上の高齢者増加が続くことが予想されています。なぜ増加になるかというと、団塊の世代が 75歳 を迎えることになるからです。

団塊の世代とは1947年−1949年に生まれた世代をいいます。戦後のベビーブームでたくさん人が生まれた世代のことです。

下図↓は 平成27年(2015年)現在の人口ピラミッドです。この図で言うと 66~68歳 の人が団塊の世代にあたります。

2025年 にもなると、団塊世代の前後数年の間に生まれた人たち全員が、 75歳 以上の超高齢化になってしまいます。総人口の18% にあたります。

2040年 にもなると人口ピラミッドがこのようになるとの推計が出ています。

2065年にもなると、65歳以上の高齢者が総人口の40%にものぼるとの見通しが立っています。

こう言った要介護時代が訪れると言われている時代において、僕らは何ができるでしょうか?

街の中を歩いたり、バスに乗れば「やたら高齢者が多いな」という印象を持つような社会になると思われます。

少子高齢化が進む日本において、高齢者をどうケアしていくかというのが大きな課題となっています。

実は近年、グループホームという介護の仕組みが登場してきました。今回はそのことについて記事にしたいと思います。

グループホームって何?

グループホーム とは、高齢者、障害者、親と同居不可能な子供などの生活に困窮する人が、小人数で支援を受けながら一般住宅で生活する、介護・養護の一つの形態です。

主に認知症を患っている高齢者や障害者が入居する施設で、1ユニットあたり10人程度ほどのデイケアサービスのようなものです。

グループの中で食事や洗濯を行い、共同生活を通して認知症を改善するというものになります。

空き家なんかを改装して介護施設にすれば、比較的簡単に介護施設を作ることができるかもしれません。

本格的なデイケア施設を作るよりも参入障壁が低いのが特徴です。認知症を患っている高齢者を対象に共同生活をしてもらい、認知症改善とケアをする形式です。駐在するスタッフも少なくて済むのが特徴です。

今後はこのような仕組みがはやるのではないかと考えております。

この類の記事、また書いてみたいと思います。

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